冬が凪いで、春を呼ぶ。

SHOIN

書院の手口帳

町で見かけた手口と、その備えを、家族で書きためている帳面です。稽古の前に読んでも、稽古のあとに確かめても。一章ずつ、どこからでも開けます。

— 幸村

夜の書院。違い棚に和綴じの帳面が積まれ、文机に一冊が開いている

どの手口にも効く、三つの合言葉

  1. 止まるお金・番号・暗証番号の話が出たら、その場で決めない。
  2. 切る電話もメッセージも、いったん切る。リンクは押さない。
  3. 話す家族か、#9110 か 188 に。一人で抱えない。

詐欺をしているのは、どんな人たちか

決まった一つの組織ではありません。形も人もさまざまで、その場かぎりで集まった寄せ集めのことも多い。

電話をかける役、受け取りに来る役、お金を引き出す役、SNSで人を集める役。役目がばらばらに分かれていて、互いの顔も知らないことがあります。

顔をさらす役は、闇バイトで集められた若い人が多い。捕まるのはたいていこの役で、指示していた側は何も守ってくれません。指示する側は姿を見せず、手口を変えながら、次の相手を探し続けます。

— 青嶋(生活安全課)

暮らしの手口 電話、戸口、町の中。

デジタルシティの手口 メッセージ、広告、画面の警告。

困ったときの番号

110
いま目の前で起きている。犯人が来る、見張られている。
#9110
警察の相談窓口。事件かどうか分からない、でも気になる。
188
消費者ホットライン。契約や買い物のトラブル、取り消したい。